Tokyo Jazz 2014.9.6 Night Session
T H E   G R O O V E
高中正義
高中正義(g)、 斉藤ノヴ(per)、 宮崎まさひろ(ds)、 小島良喜(key)、 青柳誠(key, sax)、 松原秀樹(b)、 稲葉ナルヒ(g)
photo by (c)中嶌英雄/(c)Hideo Nakajima (c)TOKYO JAZZ FESTIVALphoto by (c)中嶌英雄/(c)Hideo Nakajima (c)TOKYO JAZZ FESTIVAL

30数年前 「スーパー高中ライブ」 という高中のライブアルバムがあった。これは何回聴いたのかわからないほど繰り返し聴いたものだ。
それって個人的な思い入れだとばかり考えていたのだが、実は同じ思いをもった人が大勢いたんですね。
今回は「スーパー高中ライブ」 を、スタジオで再現した高中正義の新譜「Super Studio Live」のライブとなる。(あー、ややこしい。)
数年前に渡辺香津美も「TOCHIKA」で同様のパフォーマンスがあったが、東京Jazzはまったやってくれたと心中喝采の嵐なのであります。

当時トレードマークだった、ブルーのYAMAHA SGギターで高中が登場した。
最初始まるのはが"Blue Lagoon"とくれば、出だしは「スーパー高中ライブ」と全く同じ、気持ちは当時にタイムスリップしてしまう。
"Tropic Bird"もよく聞きこんだので、フレーズを省略したなというところがわかった。(スタジオ盤ではしっかり弾いていたのに・・。)

「スーパー高中ライブ」以外の曲も演奏してくれた。新曲"Blue Wind"(Jeff Beckとは別曲)もなかなかの良曲だ。
また横のテーブルで玩具の電車を走らせていたドブロギターはてっきり飾りと思ったが、それをスライドで弾いたのが、マル・ウォルドンの「Left Alone」。

そしてクライマックスは「Ready To Fly」から「黒船」につながっていくのは、まさに「スーパー高中ライブ」と同じ流れにはおもわず感涙してしまった。


1. Blue Lagoon
2. Blue Wind
3. 珊瑚礁の妖精
4. Left Alone
5. Tropic Bird
6. Disco "B"
7. Ready To Fly
8. 黒船
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Kenny "Babyface" Edmonds
ケニー “ベイビーフェイス” エドモンズ(vo,g)、 ブランドン・コールマン(key)、 ウォルター・バーンズ Jr. ( b,vo)、 マイケル・リポル(g,MD)、 リチャード・ペナ(ds)
photo by (c)中嶌英雄/(c)Hideo Nakajima (c)TOKYO JAZZ FESTIVALphoto by (c)中嶌英雄/(c)Hideo Nakajima (c)TOKYO JAZZ FESTIVAL

アメリカのR&B歌手、作曲家、音楽プロデューサー。
1970年代から1980年代半ばにかけては、マンチャイルド、ザ・ディールなどのバンドメンバーとして活動。
その後、ボビー・ブラウン、ホイットニー・ヒューストン、Boyz II Men、TLC、セリーヌ・ディオン、マライア・キャリー、エリック・クラプトンなどの楽曲のプロデュースでヒット曲を連発し、グラミー賞において、作曲家・プロデューサーとして、ベストR&Bソング、ベストプロデューサー、レコード・オブ・ザ・イヤーなどを幾度も受賞している。

ヒットメイカーであるベビーフェイスによる東京Jazzで見られるとはなんともお得な感じがする。
ここ数年、そういえばベビーフェイスについては音沙汰がなかった気がするのだが、ライブはどうしてどうして。
"Change The World"にはついついグっときてしまった。


1. Every Time I Close
2. Never Keepin' Secrents
3. Fire And Rain
4. When Can I See You
5. Medley
Two Occasions
Don't Be Cruel
Every Little Step
Rock With Ya
Tenderoni
Can We Talk
Ready Or Not
My My My
I'll Make Love
End Of The Road
6. Change The World

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Chaka Khan
チャカ・カーン(vo)、 メルヴィン・デイヴィス(b,MD)、 ロン・ブルーナー(ds)、 アンディ・ウェイナー(key)、 ジェシー・ミリナー(key)、 ロブ・ベーコン(g)、 ティファニー・スミス(vo)、 オードリー・ウィーラー(vo)、 ナタリー・ジャクソン(vo)
photo by (c)中嶌英雄/(c)Hideo Nakajima (c)TOKYO JAZZ FESTIVALphoto by (c)中嶌英雄/(c)Hideo Nakajima (c)TOKYO JAZZ FESTIVAL

1973年、ファンクを基調としたバンド“ルーファス”のヴォーカリストとしてデビュー、驚異的な声量とハイトーン・ボイスを武器にヒット作を世に送り出してきたチャカ・カーンは東京Jazzには正確には2回目の出演ではあるが、前回はピンチヒッター・・・よって今回が正式となる。
流石に今回は自分のステージだけに、持ち歌を披露してくれた。
Rufus"時代のTell Me Somehing Good"もなかなか楽しめたが、そういやRufusも数年前にこの東京Jazzに出演(With スガ・シカオ)したのを思い出した。
Jazzのスタンダード"My Funny Valentine"も歌ってくれたのは東京Jazz仕様だったのだろうか?
非常にエネルギッシュなステージを魅せてくれた。


1. Feel 4 U - Earthsong(intro)
2. I'm A Woman
3. Whatcha Gonna Do For Me
4. Tell Me Something Good
5. Hollywood
6. Angel
7. Stay/Sweet Thing
8. My Funny Valentine
9. Everlasting Love
10. Love Me Still
11. I'm Every Woman
12. Ain't Nobody






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Reported by TKO

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