Tokyo Jazz 2014.9.6 Day Session
T H E   J A Z Z   P O W E R
JAGA JAZZIST
ラーシュ・ホーントヴェット (g, cl, sax, key)、 マーティン・ホーントヴェット(ds)、 リーネ・ホーントヴェット (tu, fl, per, glockenspiel and vo)
オイスタイン・ムーエン(synth, p)、アンドレアス・ミョース (vib, g, key, per)
エーリク・ヨハネッセン(tb, per, vo)、 マルクス・フォシュグレーン (Eg,effects)、 エーヴェン・オルメスタ(b, key)
photo by (c)中嶌英雄/(c)Hideo Nakajima (c)TOKYO JAZZ FESTIVALphoto by (c)中嶌英雄/(c)Hideo Nakajima (c)TOKYO JAZZ FESTIVAL

ヤガ・ジャジストと読む、ノルウェイのバンドである。
1994年に結成されたノルウェーを代表するモダン・ジャズ・コンボ。
1996年にファースト・アルバムをリリースして以来、着実に活動を続け、ロック、エレクトロ、ジャズをミクスチャーした彼ら独自のサウンドはますます進化を続けている。

ギタリストの3人もいるが、ヴィブラフォン、バスクラリネット、シンセサイザーと楽器を持ち替える。
まるでプログレッシヴ・ロックのように前衛的かつFusion、Jazz要素の入り混じった演奏だった。

1. Starfire
2. Bananfluer Oueralt
3. One-Armed Bandit
4. Music! Dance! Drama!
5. Touch Of Evil
6. Oslo Skyline



ミシェル・カミロ × 上原ひろみ

photo by (c)中嶌英雄/(c)Hideo Nakajima (c)TOKYO JAZZ FESTIVALphoto by (c)中嶌英雄/(c)Hideo Nakajima (c)TOKYO JAZZ FESTIVAL

「消える手」「早弾きの天才」と絶賛の声がやまない、超絶のラテン・ジャズピアニストミシェル・カミロ。
日本を代表するジャズピアニスト、上原ひろみと東京JAZZの舞台で共演を果たす。

これまでのピアノ・デュエットを覆すような凄まじい演奏だった。
お互いのテクニックのぶつけ合いで、音楽というよりもスポーツ?戦い?・・・と別の要素ばかりが浮かんでしまう。
上原ひろみもテクニック抜群・・・ミシェル・カミロもあまりにもテクニックの見せ方もすごく、色々な技を繰り出してくる。
これまでチック&ハービーなど多くのピアノ・デュエットはあったが、ここまでのテクニックの応戦はなかったのではないだろうか。
過去にカミロ、上原のデュエットは海外ではあったようで、ここまで凄いならばCDで出してほしいと感じた。


1. Tropical Jam
2. Caravan
3. Besame Mucho
4. Desert On The Moon
5. BiLLie's Bounce
En. The Gods Of The Yoruba
photo by (c)岡 利恵子/(c)Rieko Oka (c)TOKYO JAZZ FESTIVALphoto by (c)岡 利恵子/(c)Rieko Oka (c)TOKYO JAZZ FESTIVAL


ランディ・ブレッカー、 マイク・スターン、 小曽根真
ランディ・ブレッカー(tp)、 マイク・スターン(g)、 ライオネル・コーデュー(ds)、 トム・ケネディー(b)、 小曽根真(p)
photo by (c)中嶌英雄/(c)Hideo Nakajima (c)TOKYO JAZZ FESTIVALphoto by (c)中嶌英雄/(c)Hideo Nakajima (c)TOKYO JAZZ FESTIVAL

ブレッカー・ブラザーズでジャズ、フュージョン界に革命を起こしたトランペッター、ランディ・ブレッカー。
80年代初頭、マイルス・デイヴィスの歴史的カムバック・バンドに抜擢されて注目を集めたギタリスト、マイク・スターン。ブレッカー・ブラザーズの元メンバーでもある。

この面子を見て、果たして音楽の中心になるのはランディ?マイク?と思ったが、結局双頭バンドの感じで曲を分けたライブになった。
マイクのギターは、クリーントーンの軽やかで速いソロから、ディストーションへとスイッチした凄まじいソロは今回も好調だ。
小曽根は、生ピアノ、シンセ、オルガンを駆使し、普段の生ピアノだけとは違う一面を見せるが、これが本当に素晴らしい。
以前も東京JAZZで、小曽根、マイクの共演があり、再びそのコンビネーションの良さを見ることが出来た。
またランディのトランペットもオープン、ミュートと、またエフェクトをかけたサウンドを聞かせる。

最後には"Some Skunk Funk"・・・サックスがいないワンホーンだと、大分雰囲気が変わってしまうが、それでもこの曲のもつポテンシャルなのか非常に素晴らしい演奏で締めくくってくれた。

1. Out Of The Blue
2. KT
3. The Dipshit
4. What Might Have Been
5. Some Skunk Funk


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Reported by TKO

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