Tokyo Jazz 2010

Tokyo Jazz 2010.9.4 Night Session
T H E V O I C E S

TOKU & 塩谷哲

TOKU (vo, flh), 塩谷哲(piano)

この2人のデュオがオープニングで聞けるというのも、なかなか贅沢です。
塩谷のピアノをバックに、TOKUのボーカル＆フリューゲル・ホーン。
ピアノという楽器は、プロならば誰が弾いても綺麗な音を出すものですが、塩谷のピアノの美しさというのは何かそれ以上に研ぎ澄まされて、また繊細な響きを持ってますね。
またTOKUの低目のヴォイスがヴェルベットなトーンを持っていて、とても耳に優しい感じです。

あまりの素晴らしさに、会場内CD売り場に行きましたが、この2人のデュオ・アルバムが存在してないなんて！（またか）
是非とも、この2人でのデュオ・アルバムを出して欲しい！！

1. One Moment Of Love
2. Overjoyer
3. La Vie En Rose
4. She
5. Flying Shoes
6. Our Love Story
7. 星の夜

ロバータ・フラック

Roberta Flack(vo,p), Shelton Becton(kb,vo), Che' Marshall(ds), Nicholas Brancker(b), Arturo Tappin(sax,fl), Dean Brown(g), Nova Nelson(vo), Derick Hughes(vo), Melissa "Honey" Larochelle(vo)

Roberta Flack photo by (c)中嶌英雄／(c)Hideo Nakajima　(c)TOKYO JAZZ FESTIVAL 2010

Roberta Flack photo by (c)岡利恵子／(c)Rieko Oka　(c)TOKYO JAZZ FESTIVAL 2010

なんと１曲目が"Killing Me Softly With His Song"。
続く2曲目が”Feel Like Makin Love"。
まさか彼女の最大のHIT曲を冒頭に惜しげもなく披露するとは・・・。
それだけでまいってしまいました。

でも、本当のクライマックスはその後に待っていたんです。
マーヴィン・ゲイのカヴァーで"Mercy Mercy Me"・・・これが非常に素晴らしい。
バック・コーラスも高揚し、ほとんとこれはゴスペル的な盛り上がりに思います。
あまりにも感動的な演奏で、ヒット曲にも負けない、クライマックスを迎えました。

1. Theme
2. Killing Me Softly With His Song
3. Feel Like Making Love
4. Say No
5. Sweet Georgia Brown
6. No Woman No Cry
7. Mercy Mercy Me
8. Eternary
9. Feeling That Glow
10. Wishing on star
11. Soft & Gentle Rain～First Time ～I Saw Your Face～

アル・ジャロウ

Al Jarreau(vo), Joe Turano(kb,vo,sax), Larry Williams(kb,fl), John Calderon(g,vo), Chris Walker(b,vo), Mark Simmons(ds)

Al Jarreau photo by (c)中嶌英雄／(c)Hideo Nakajima　(c)TOKYO JAZZ FESTIVAL 2010

Al Jarreau by (c)岡利恵子／(c)Rieko Oka　(c)TOKYO JAZZ FESTIVAL 2010

アル・ジャロウの声というのは、生で聞くと本当に驚きの連続。
歌を歌える人は数多くいますが、アル・ジャロウはどうしてこんなバラエティに富んだ声のレパートリーを持っているのでしょう。
そして声のテクニックも抜群で、この人はどんな喉をしているのだろうと驚かされました。
非常に楽しいエンターテイメントを発揮したステージでした

1. Save Me
2. Look To The Rainbow
3. You Don't See Me
4. Sweet Potato Pie
5. We Got By
6. Easy
7. Take Five
8. She's Leaving Home
9. We're In This Love
10. After All 11. Boogie Down 12. Roof Arden

9月3日 9月4日昼 9月4日夜 9月5日昼 9月5日夜