大村憲司 「Left-Handed Woman best live tracks I」 Victor Entertainment (VICJ 611223) 2003 - JAPAN 
大村憲司 「Leaving Home best live tracks II」 Victor Entertainment (VICJ 611224) 2003 - JAPAN 
大村憲司(g) ポンタ(drs) 高水健司(b) 続木徹(key) etc.

●骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ●骨太系と爽やか系の中間
○R&B系 ○ブラック系 ○歌物・NAC/AOR 系
○ラテン系 (□ブラジル系 □サルサ系 □カリプソ系)
○ユーロ系 ○JAZZ系 ○JAZZとFUSIONの中間系
○ブルース系 ○ロック系 ●J-Fusion系
 
 左手親指を怪我してしまいギブス状態でキーボードを打つのがしんどく、暫く新譜情報をお休みしてました。2週間前にギブスは取れてようやく再開です。
さぁ、新譜を紹介しようと思ったら今週は目ぼしいものは出ていないんですね。怪我をしている最中に一番面白かったものを紹介します。
リリースしてから大分たつので入手されている方は多いと思います。

 78年に友人が視聴盤として入手した「ケンジ・ショッック」を聴いたときに鳥肌が立ち、センスの良い本格的なFusionサウンドに脳味噌錯乱してしまったのが始まりです。
その後、いろんなミュージシャンのセッションに参加し、叙情的でストーリー感あるギターソロを聴かせてくれ、トッププレイヤーになりましたが、98年に他界してしまいまいた。
 このアルバムは89年〜97年までの自信の未発表ライブテイクを集めた作品で、2枚組ではなく2枚のアルバムとして作られてます。
彼と言えば「レフト・ハンデッド・ウーマン」とイメージさせる彼の代表曲は89年の演奏と晩年の97年のものと2バージョン収められてます。
若いときは、スタジオ盤のイメージ通りの演奏で、もう涙ものの貴重な演奏です。晩年のものはテンポを落として消え行く命を象徴するような演奏となっており、ジ〜ンときてしまいますね。 

 今改めて大村氏のギターを聴いてみると、Fusion初期の頃のミュージシャンのエッセンスを取り入れ、自分なりに消化して、J-Fusionの元祖のようなスタイルを作っているなぁ、、と思います。
NY系というよりはLA系に近い明るいメロディアスな作品が多く、メロディも分かりやすく且つギターソロも起承転結があってFusion初心者でもベテランでも引き込まれていく音楽の深さを持っています。
だから、ギターリストとしても多くのミュージシャンにゲストとして呼ばれていたんでしょう。

J-Fusionを代表するギタリストの幻の貴重なライブ盤。Fusionファンなら持っていたい作品です。


脳味噌錯乱級!!!!!!!!!!!!買いっつ!!!!!!!!!!!!!!!!!!(アスワン)
   
Slow       Speedy
Light   Heavy
Mellow   Hard
Lyrical     Cool
Melodious     Out of melody/code
Conservative     Progresseve/Tricky
Ensemble   Interplay