T-スクェア メンバーチェンジ!
和泉宏隆、本田雅人退団


T-スクェアの和泉宏隆、本田雅人の両名が脱退。難波正司(key)宮崎隆睦 (Sax & Ewi)のおふたりが加入しました。5月21日発売のレコーディングは新メンバーで行っているようです。和泉さん、本田さんは今後もT-スクェアの事務所Village-Aに所属しソロアーティストとして活動していくそうです。

ことのいきさつを私なりに分析してみます。
和泉さんはCyberFusionのインタビューでもずいぶんおっしゃっていたように、「ピアノに専念したい」ということのようです。結局T-スクェアではキーボードを演奏しているけれど、一番弾きたいという気持ちなのはピアノだということが、ソロのピアノアルバムを出してからはっきりしてしまった。キーボードを弾くことが苦痛である状態になってしまった以上、ピアニストとして独立するというのは自然な流れでしょう。この点については和泉さん本人からのコメントです。

サックスの本田さんが退団の理由はまだよくわかっていませんが、私なりにあくまで推測で考えてみます。
ここで、後任のキーボーディストが難波正司さんである点に注目してみると、彼は安藤さんとふたりで去年アンディーズという、ロック色の強いアルバムを作ったんですね。あのアルバムでは難波さんのオルガンサウンドが印象的でした。この難波さんの加入ということは、T-スクェアのもつ一面であるジャジーな色彩が、一気にロック、ポップな方向へいくのではないかという読みをすることができます。本田さんはポップな雰囲気を持ってはいるのですが、ロックというと若干違うかなという気もするんですね。そう思って去年のアルバム、「BLUE IN RED」を聴き直してみると、安藤さんのそうした方向性が感じられるような気もします。ジャズとは違う方向もあるのです。だいたいこのアルバムも、なんでこのタイトルになったかというと、曲調がバラエティに富んでいる、悪く言えばバラバラであるという言い方もできてしまうわけです。それはそれでいいと私は思ってきたんですが、目指す音楽の方向性がT-スクェアと本田さんとの間で違ってきてしまったということでしょうか。
宮崎さんに関して私は何もデータがないのですが、この推論でつじつまがとりあえず合っている部分はあります。つまり、T-スクェアは今回のメンバーチェンジで路線の大幅な転換を図っているのではないかというわけです。 そういう読みが、私にはできるのですが・・・。これは音を聴いてみないと何ともいえません。

以上のことは、私がいろいろな人に話を聞いたりする中で慎重に推測したものであって、きちんと事務所にインタビューした内容ではありません。あくまで現時点の情報を総合した推測としてお読みいただくようお願いします。新しい情報が入り、状況がわかってきたら続報としてまたお伝えしていきます。

今までのT-スクェアも大好きでしたので、驚きと残念な気持ちもありますが、 新しいT-スクェア、そしてソロアーディストとしての和泉さん、本田さんの 活動を応援していきたいなと思っています。(美芽)




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