Eric Gale 「Utopia」Rooms(BMCR-7025)'98 - Japan
Eric Gale(g) Eugene Bien(key) John Adrian D'Aguilar(b) Raymond Pounds(drs)
  ○骨太いストレート系  ●明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間     
  ●R&B                 ○ブラック系      ○歌物・NAC/AOR 系           
  ○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)               
  ○ユーロ系            ○JAZZ系          ○JAZZとFUSIONの中間系       
  ○ブルース系          ○ロック系               
94年に亡くなった彼が91年に録音した作品らしいです.亡くなった3年前の録音なのに生前にリリースされなかったかよく分かりません. ミュージシャンが亡くなってから出る作品というのは、生きていれば出なかった作品..という考えから余り手を出すことは無いんですが、この作品は彼のギターが聴いてみたいと思い手を出してみました.これはアルバムに収録されなかった作品を集めて作ったものとは違い、出来が良いですねぇ.珍しくアコーステックを弾いている曲や、彼の一連の作品で聴くことが出来るほのぼのとしたサウンド等、彼らしい作品がいっぱい詰まってます.オリジナル2曲とT.Scottの曲、そしてスタンダード等他5曲で構成されています. どの曲も彼が亡くなったから感じるのかリリカルな曲風で、もの悲しさを感じてしまいます.硬めの弦を使ってビブラートや淡々と刻むバッキングはこのアルバムでも堪能できます.70〜80年代の人間味溢れる時代のサウンドを最後に残したこの作品はいかにも彼らしいサウンドです.この作品はR.ティーこそ入ってませんが、かつてのSTUFFの延長上のサウンドで、E.GALE=STUFFということを改めて認識せざるを得ません.死後にゾロゾロと出てくる内容の無い作品とはちょっと違う、クオリティの高い作品です. 
☆ 準脳味噌錯乱級 買いっ!(アスワン) 
 
   
Slow                   Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progresseve/Tricky
Ensemble                     Interplay

\2,310 5/22/98 at 新宿タワー