Larry Carlton, David T Walker「@ Billboard Live Tokyo」335 Records (335-1507)  2015 - U.S.A.  

 

Larry Carlton(g),David T.Walker(g),Travis Carlton(b),Gene Coye(ds),Paulie Cerra(sax,vo),De Marco Johnson(key)

 
○骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ●骨太系と爽やか系の中間  
●R&B                 ○ブラック系       ○歌物・NA C/AOR 系        
○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)            
○ユーロ系           ○JAZZ系          ○JAZZとFUSIONの中間系    
●ブルース系         ○ロック系       ○ ECM系

 

ラリー・カールトンとデヴィド・Tウォーカーの共演がビルボード・ライブで行われたのは記憶に新しいところ。

そのライブCDがリリースされた。この時のライブは行きそびれていただけに嬉しいリリースだが、内容が素晴らしく、行けなかったことを逆に後悔するほど・・・実にいいライブだったのだと感じた。

 

ラリー・カールトンとデヴィド・Tウォーカーの共演というと、すぐFusion史に残る大名盤マリーナ・ショウ「フー・イズ・ジス・ビッチ、エニウェイ」を思い出す。(日本の国民的某バンドのヒット曲のパクリ元というとピンとくるアレだ。)

それとクルセイダーズでも二人とも参加している。

その他にはそれほど共演は無いようだが、多分そのメローなギタープレイから、この2人に共通的なところを感じてしまう。(ステージ上での共演はこの時が初めてというのも信じられないのだが。)

 

極め付けは“Feel Like Makin' Love“だと思う。ロバータ・フラックの大ヒットで有名だが、上記マリーナ・ショウの演奏というのも、この2人のギタリストの共演ということでFusionファンには思い入れ一杯であろう。

ソロも良いのだが、バッキングに回った時のこの2人のオブリガードがなんとも絶品なのだ。

他にもカールトンの“Nite Crawler”やデヴィッドTの“Soul Food Cafe”など、キラーチューンのオンパレードだ。

 

ここのところカールトンは、スティーブ・ルカサー、ロベン・フォードとの共演作を出していたが、デヴィッドTとの共演は何かが違うというか、とても特別な出来事のような気がしてならない。

これまでカールトン、リー・リトナーの共演が、カールトンのコラボレーション作品の頂点に考えていたのだが、少し考えを改めないといけなさそうだ。

 

おまけ:

カールトンの「Sleep Walk」に収録されている“10PM”は、今回が初めてのライブバージョンのようだ。

この曲の演奏/収録も本アルバムの価値を高めていると思う。

 

# 素晴らしい演奏です。また1つライブ名盤が誕生しましたね。(TKO

 

 

 

Slow

 

 

 

 

 

Speedy

Light

 

 

 

 

Heavy

Mellow

 

 

Hard

Lyrical

 

 

 

 

Cool

Melodious

 

 

 

 

Out of melody/code

Conservative

 

 

 

 

Progresseve/Tricky

Ensemble

 

 

 

 

Interplay