Nathan East「Nathan East」Yamaha Entertainment Group of America(-)  2014 - U.S.A.

 

Nathan East(b,vo)Michael Thompson(g),Ray Parker,JR(g),Andrew Synowic(g),

Chuck Loeb(g),Eric Clapton(g),Chris Gero(g),Jeff Babko(key),

Greg Phillinganrs(key),Tim Carmon(key),David Paich(key),Bob James(key),

Noah East(key),Billy Childs(key),Rickey Lawson(ds),Vinnie Colaiuta(ds),

Rafael PadillaUperc),Paulinho Da Costa(perc),Tom Scott(sax),

Joel Peskin(sax),Chuck Findley(tp),Andy Marin(tb),

Stevie Wonder(harm),Michael McDonald(vo),Sara Bareilles(vo),others 


○骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ●骨太系と爽やか系の中間  
R&B                 ○ブラック系       ○歌物・NA C/AOR         
○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)            
○ユーロ系           JAZZ          JAZZFUSIONの中間系    
○ブルース系         ○ロック系       ○ ECM

 

ネイザン・イーストの初リーダー作がリリースされた。

考えてみれば、これほど幅広く、数多く、様々なセッション、グループに顔を出しながら、これまでリーダー作がでていないというのは不思議であると感じていた。

 

ふたを開けると、予想以上の豪華なメンツが彼に協力している。

“Can't Find My Way Home”はエリック・クラプトンの参加したBlind Faithの曲で、もともとスティーブ・ウィンウッドが歌った曲。

それをクラプトンのツアーでは、ボーカルをイーストが取っていたのをコンサートで聞いたことがある。

確か、これがイースト版による初吹き込みではないだろうか。いつかCDで聞きたいと思った演奏だ。

ここでクラプトンが参加し、イーストのファルセット・ヴォイスがたまらない。

 

“101 Eastbound”は、イーストが参加しているフォープレイでの曲。

こちらはフォープレイとは別のメンツで演奏し、それもサンバ調アレンジが素晴らしい。

 

“Letter From Home”はパット・メセニーのカバー。

この曲をイーストがカバーする理由はまったくわからないのだが、オーケストラをバックになかなか素晴らしい演奏になっている。

 

スティーヴィー・ワンダーの2曲”Sir Duke“、”Overjoyed“では、後者にスティーヴィー・ワンダー本人も参加している。

ここでワンダーは歌わずに、ハーモニカによるインスト曲に仕上がっていて、歌わなくてもワンダーの魅力が十分に表されている。

 

カバー曲が多く、これだけのミュージシャンに協力してもらい、いずれも心温まるサウンドだ。

しかし、意外に聴きどころなのは、イースト自身の曲ではないだろうか。

“Daft Funk”はそのタイトル通りにファンクであり、“Madiba”はイーストに珍しくJazz<>調だ。

これらの曲は出来が一つ抜きんでていると感じる。次回があるならば、全曲イーストのオリジナルで固めて欲しい。

 

それと2013年に亡くなったリッキー・ロウソンの最晩年の演奏もここで聞くことができる。

 

# Rock,Fusion,Jazzと、ネイザン・イーストの音楽の幅広さが出ていると思います。 (TKO)

 

 

 

Slow

 

 

 

 

 

Speedy

Light

 

 

 

 

Heavy

Mellow

 

 

Hard

Lyrical

 

 

 

 

Cool

Melodious

 

 

 

 

Out of melody/code

Conservative

 

 

 

 

Progresseve/Tricky

Ensemble

 

 

 

 

Interplay