Harvey Mason 「Chameleon」 日本コロンビア(COCB54084) 2014 - Japan  


Harvey Mason, Sr.(Drums, Perc, Piano, Synth), John Beasley(Piano), Kris Bowers (kb). Mark de Clive-Lowe(kb), Jimmy Haslip(Bass), Paul Jackson(Bass), Corey King(kb,tb), Guillaume Perret(kb, Sax), Christian Scott(tp), Matthew Stevens(Guitar), Bill Summers (Perc), Chris Turner(Vocals), Kamasi Washington(sax), Ben Williams(bass), Bob James(piano), Will Marriott(sax)
  ○骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ●骨太系と爽やか系の中間 
  ○R&B                 ○ブラック系         ○歌物・NAC/AOR 系       
  ○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)           
  ○ユーロ系            ○JAZZ系          ○JAZZとFUSIONの中間系   
  ○ブルース系          ○ロック系        ○その他

近年はボブ・ジェームスらとのユニット、フォープレイのドラマーとしてコンスタントに活動するハーヴィー・メイソンの8年振りのリーダーアルバムである。
前2作はアコースティック・ピアノ・トリオ物だったが、今作はアルバム・タイトルにもあるファンクの名曲「Chameleon」を1曲目にもってきたエレクトリック中心のアルバムだ。

「Chameleon」はハーヴィー・メイソンも参加しているハービー・ハンコックの1973年の歴史的名作「Headhunters」に収録されていたあまりにも有名な曲である。
このアルバムには他にも「Headhunters」に参加していたベースのポール・ジャクソン、パーカッションのビル・サマーズも顔を出している。

その「Chameleon」の40年もの時を隔てたリメイク・ヴァージョンはファンキーでキャッチーなオリジナルに比べるとかなり渋い。
リズムはファンキーなのだが、どっしりと落ち着いていて、全体のトーンはモノクロ写真のような雰囲気だ。

おもしろいのは3人登場するベーシストとハーヴィー・メイソンのドラムスとのリズム・コンビネーションだ。
元ヘッドハンターズの盟友ポール・ジャクソン参加の2曲はアルバムの中でももっともファンク度が高く、ダンサブルだ。
一方、最近はパット・メセニーのユニティ・グループのベーシストとして活躍するベン・ウィリアムス参加のトラックは逆にジャズよりのグルーヴ感が出ている。
また元イエロージャケッツのジミー・ハスリップ参加の曲はタイトル・トラックの「Chameleon」を含めてコンテンポラリーな独特の渋いノリを出している。
でも一番ダンサブルなのはベーシストなしでシンセ・ベースがフィーチャーされた「Mase's Theme」という曲かもしれないというのも面白い。

日本盤にはボーナス・トラックが3曲も収録されており、そのうち最後の曲として収録されている「The Rest of Tomorrow」はボブ・ジェームスとサックスのウィル・マリオットとのトリオで演奏されており、2人ともこのボートラのみでの参加している。 (橋 雅人)

   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progressive/Tricky
Ensemble                     Interplay