Steve Gadd And Friends 「ガッド・ライヴ!(Live At Voce)」 ビデオアーツ・ミュージック (VACM-1416) 2010 - Japan  


Steve Gadd(drums), Joey DeFrancesco(organ,trumpet), Ronnie Cuber(b.sax), Paul Bollenback(g)
  ○骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ●骨太系と爽やか系の中間 
  ○R&B                 ○ブラック系         ○歌物・NAC/AOR 系       
  ○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)           
  ○ユーロ系            ○JAZZ系          ○JAZZとFUSIONの中間系   
  ○ブルース系          ○ロック系        ○その他

スーパー・ドラマー、スティーブ・ガッド率いるバンドの2009年録音のライブアルバム。
ガッドのリーダー・アルバムとしてはロニー・キューバも参加していたガッド・ギャングの1988年録音の同じくライブアルバム「Live At The Bottom Line」以来ということになるから、なんと20年以上振りである。

しかも意図してなのか、偶然なのか1曲目「Watching The River Flow」、2曲目「Way Back Home」という並びはその20年以上前のライブ・アルバムと全く同じである。
20年前と較べるとこのアルバムではテンポは若干ゆっくり目、そしてぐっと落ち着いてゆったりとしたリズムの演奏をしている。このアルバムを聴いてからガッド・ギャングを聴くと少しごちゃごちゃとしてせわしないように聴こえるほどだ。
リチャード・ティー+エディ・ゴメスのパートがデフランセエスコ1人にまとまってシンプルなサウンドになった印象だ。

もっともただゆったりとしているだけではなく続く3曲目の「Undecided」、5曲目の「Them Changes」ではヒート・アップした演奏を披露していて、それに伴ってガッドの手数も増えてくる。
キューバのバリサクもよくブローしているし、ボーレンバックのギターもなかなかよい。

リマージュの来日公演ではちょっと元気がないのかなとも思ったガッドだが、このアルバムを聴く限りはまだまだ元気である。

このサイトでも紹介している「VIDEOARTS MUSIC Webサイト限定フュージョンCDキャンペーン 」の対象CDでもある。 (橋 雅人)

   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progressive/Tricky
Ensemble                     Interplay