Oz Noy 「Schizophrenic」 Magnatude Records (MT-2317-2) 2009 - U.S.A.  


Oz Noy(g), Steve Lukather(g), Will Lee(bass), Keith Carlock(drums), Anton Fig(drums), Dave Weckl(drums), Ricky Peterson(kb), Chris Palmaro(kb) etc.
  ●骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間 
  ○R&B                 ○ブラック系         ○歌物・NAC/AOR 系       
  ○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)           
  ○ユーロ系            ○JAZZ系          ○JAZZとFUSIONの中間系   
  ○ブルース系          ○ロック系        ○その他

ニューヨークを中心に活躍するギタリスト、オズ・ノイの最新リーダー・アルバム。

乾いた音色で切れ味のいいギターは健在だが、このアルバムの特色はスティーブ・ルカサーのゲスト参加だろう。
2曲のみの参加だが、ロック系の勢いのあるギターがアルバムにアクセントをつけている。
オズ・ノイもキース・リチャードを連想させるようなフレーズを弾いているところがあったりする。

またルカサーが参加しているタイトルナンバーの「Schizophrenic」と「120 Heart Beats」はそれに加えアントン・フィグ、キース・カーロックのツイン・ドラムス編成となっていて重量感のあるサウンドになっている。
ちなみにフィグ、カーロックの組合せはあと2曲でも聴くことができる。

個人的にベストトラックと思うのはアルバムの最後をしめる「Bug Out」だ。
切れ味のよくてスピード感のあるオズ・ノイのギターがウェックルの繰り出すスピード感のあるリズムと絡んで気持ちよい。 (橋 雅人)

   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progressive/Tricky
Ensemble                     Interplay