Mike Stern「The Paris Concert」 Inakustik(inak6456)2006 - Germany / DVD(Region Free)   
Mike Stern(g) Richard Bona(b,vo) Dennes Chambers(DRS) Bob Franceschini(ts) / Bob Berg(ts) Bob Shappard(ts) Dave Weckl(drs)
●骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ○骨太系と爽やか系の中間
○R&B ○ブラック系 ○歌物・NAC/AOR 系
○ラテン系 (□ブラジル系 □サルサ系 □カリプソ系)
○ユーロ系 ○JAZZ系 ○JAZZとFUSIONの中間系
○ブルース系 ○ロック系
 この作品はお勧めですね。面白いライブです。2004.11パリのライブハウスの演奏を収録したDVDです。

 彼のライブは何回か足を運んだですが、次第にマンネリ化して足が遠のきましたが、このライブの内容は全く違います。
面白い!!

 まず、目に付くのがボナのベース。上手いですねぇ。とにかく上手い、巧い!
速弾きは相当なものですが、彼の上手さは速いだけではありません。
場面や曲の展開に合わせたフレーズが絶妙でして、このシチュエイションにはこのフレーズしかない!というトコで見事に決めてくれます。

 表現力の豊かさ。フィンガー、スラップ、コード弾き、そしてイフェクターを使った音など、ベース以外にもう一台別の楽器があるんではないかと思うぐらい、表情豊かな音を出してくれます。
これが決して、フロント楽器のギターやサックスの邪魔にならない。
そしてベースだけ聴いていても面白いと、ジェフ・バーリンのような超ベテランの演奏の域まで達していますねぇ。
ライブの構成も、ボナのボイスやベースソロが入ったことでバリエーションが増えましたねぇ。

デニスの茶目っ気には大笑いです。 
ギターとベースのユニゾンのソロの中でデニスのドラムソロ。
二人のリズムを狂わせようとして、変なテンポでドラムを叩き出すんですが、二人のリズムはなかなか狂わない。
それでも、変なリズムやテンポを叩き続けるデニスにスターンとボナは大笑い、、
又、アンコール前の曲のエンディングで、曲を終わらせないデニスのドラミングでまたまた大笑い。

 緊張感あるスリリングな演奏に笑えるエンターティンメントが加わった、非常に面白いライブです。
このメンバーでのライブだったら是非、行きたいですね。

脳味噌錯乱級!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 買いっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(アスワン)
   
Slow           Speedy
Light         Heavy
Mellow     Hard
Lyrical       Cool
Melodious         Out of melody/code
Conservative         Progresseve/Tricky
Ensemble         Interplay