Jaco Pastorius「Live At Berliner Jazztage」アルトゥス・ミュージック(ALT10003)2005 - Japan
              

Jaco Pastorius(b),Toots Thielemans(harmonica)

●骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ○骨太系と爽やか系の中間
○R&B ○ブラック系   ○歌物・NAC/AOR 系
○ラテン系(□ブラジル系 □サルサ系 □カリプソ系)
○ユーロ系 ○JAZZ系 ○JAZZとFUSIONの中間系
○ブルース系 ○ロック系   ○ECM系

ジャコ・パストリアスのソロ・ベースによるライブ・アルバムが登場しました。
ジャコのソロというと、以前出た「オネストリー」という、かなり音質の良くないCDを思い出します。
今回は放送音源らしく、音質はそこそこです。
ただし、最後の曲でアナウンスが被ってしまうところがなんとも雰囲気を壊されます。

「オネストリー」は曲によって音質の差にバラツキがあるので、各地でのソロ・パートを集めた感じがあります。
しかし、本作は音質が一様なので、ソロだけのライブであるようです。このようなライブが行われていたのは驚きでした。

時折シンセサイザー(今となってはチープな音)がかぶったりしますが、1曲だけトゥーツ・シールマンスが入ったりと、それなりに準備されたライブだったことをうかがえます。
ただし、ソロであるのに、バンドで演奏するベースパートを一人だけで演奏してるような、なにかアイデア不足にも感じます。

しかし、ヨレヨレの演奏とも程遠く、ある意味安定した演奏を楽しめます。
こんなソロだけのライブを行えるのもジャコという天才だからに他ならないですし、他のベーシストではライブですら成立しなかったでしょう。
あまりに凄い音を作ってきたジャコの、こんなヒトコマもあったのだということで、これだけの音質で出てくれたのだけでもありがたいです。
そういった意味では、これはもうジャコ・マニア向けと言って良いでしょう。

# それにしてもジャコにはまだこんな音源が残ってるんですね。出されるたびに驚きます。(TKO)
 
 
   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out_of_melody/code
Conservative                     Progresseve/Tricky
Ensemble                     Interplay