Wilma de Oliveira「Tribute to Carlos Lyra」コロムビアミュージックエンタテインメント(COCB-53372) 2005 - Japan  
Wilma de Oliveria (Vocals), Ricardo Sagioratto(Guittar), Robson Amaral(Percussion & Flute), Alexandre Salles (Drums)

  ○骨太いストレート系  ●明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間 
  ○R&B                 ○ブラック系         ●歌物・NAC/AOR 系       
  ●ラテン系(■ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)           
  ○ユーロ系            ○JAZZ系          ○JAZZとFUSIONの中間系   
  ○ブルース系          ○ロック系        ○ワールド系

知る人ぞ知る。という人がいます。
華々しく活動はしていないけど、その筋では有名人。

ヴィウマ ヂ オリヴェイラ 
サンパウロ生まれ。1986年 サンパウロにてプロシンガーとしてのキャリアをスタート

1986年に来日。東京のブラジリアンクラブを中心に活動し、そのファンは多い。
長いキャリアに裏付けられた、豊富なレパートリーはブラジル音楽の生き字引。
一方 彼女はボサノバ中心のワークショップを実践し、数多くのお弟子さんたちに愛されている。
いま国内で活動する、ボサノバ、MPBの歌手の多くは彼女のお弟子さんである。

さて。クラブシーンの盛り上がりから、再注目された数多くのアーティストのなかでも、 カルロス・リラは、特に洒脱でメロディアスな曲作りに評価も高い。

今回はヴィウマ ヂ オリヴェイラによる、カルロス・リラ作品集。
お馴染みの Batucada surgi, Maria ninguem, infuencia do jazz 等々が聞ける。

オリヴェイラのもつ、包容力たっぷりで、リラックスした声が、ボサノバでは括れないような、多少激しい伴奏の中でも、ゆったりと流れる。 Maria ninguemもブラジリアンボレロの体裁で、何故か懐かしさを感じてしまう。
もちろん、微風のようなボサノバもある。 

日本発 ボサノバの名盤がまた1枚現れたようだ。(ちっく)

   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progressive/Tricky
Ensemble                     Interplay