Jeff Berlin「Ace of Bass」キングレコード(KICJ 497)2005 - JAPAN    
Jeff Berlin(B) Richard Drexer(key) Vinnie Colaiuta(drs) Otmara Ruiz(key) Brian Bromberg(ac-b) Gania Arnold(g)
●骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ○骨太系と爽やか系の中間
○R&B ○ブラック系 ○歌物・NAC/AOR 系
○ラテン系 (□ブラジル系 □サルサ系 □カリプソ系)
○ユーロ系 ○JAZZ系 ○JAZZとFUSIONの中間系
○ブルース系 ○ロック系
 個人的に好きなベーシストです。
どちらかというとテクニックを前面に出した技巧派ベーシストは苦手なんですが、この人だけは別格です。
それは何故なんだろうと考えると、難しいフレーズや速いフレーズを楽々と弾きこなしているので超絶プレイにも関わらず普通のプレイにように聞こえてしまうからなんでしょう。

 サウンドはベースがテーマやソロを弾くというスタイルで、得意のハマリング奏法による高速の速弾、複数弦を使ったハーモニー奏法など多彩な技を繰り出した骨太いサウンド。
プロデューサーはブライアン・ブロンバーグが担当してます。
ファンキーなサウンドや幻想的なサウンド、クラシック超のサウンド、ボサノヴァ風、きれいなバラード調、ロック超と様々な感じの曲を散りばめています。
どの曲にも共通して感じるのがソロのインプロビゼイションの凄さですね。
テクニックは言うまでもないんですが、メロディの発想がベーシストの発想を超えているように感じ、それまではフロント楽器のオマケのように思われがちだったベースのインプロビゼイションを前面に押し出し、他のフロント楽器と同レベルまで引き上げています。私が彼を好きな理由は多分、ここにあるんでしょうね。

 ベーシストとしてのノリも小気味よくリズムを弾いており、ややもすると彼のソロにばかり耳が行ってしまいますがグルーブ感あるリズムは大変気持ちいいです。
スラップを使わず、4弦ベースでフィンガーピッキングだけで勝負する数少ないベーススタイルですが、その分奥行きが深いです。


脳味噌錯乱級!!!!!!!!!!!! 買いっ!!!!!!!!!!!!!(アスワン)
   
Slow           Speedy
Light         Heavy
Mellow     Hard
Lyrical     Cool
Melodious         Out of melody/code
Conservative         Progresseve/Tricky
Ensemble           Interplay

\3,000 12/23/2005 渋谷タワー