Elvin Jones Jazz Machine「The Truth Heard Live at the Blue Note」HALFNOTE(--) 2004 - U.S.A.  
Elvin Jones(drums), Michael Brecker(sax), Antoine Roney(sax), Robin Eubanks(tb), Darren Barrett(tp), Carlos McKinney(piano), Gene Perla(bass)

  ●骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間 
  ○R&B                 ○ブラック系         ○歌物・NAC/AOR 系       
  ○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)           
  ○ユーロ系            ●JAZZ系          ○JAZZとFUSIONの中間系   
  ○ブルース系          ○ロック系        ○その他

2004年5月に亡くなったドラマー、エルヴィン・ジョーンズが1999年9月に72歳の誕生日ライブとしてニューヨークのブルーノートに出演した際のライブ盤。エルヴィンのバンド、ジャズ・マシーンにスペシャル・ゲストとしてマイケル・ブレッカーを迎えたメンバーでレコーディングされている。

演奏されているのはオリジナルのレパートリー、スタンダードでいずれもエルヴィンならではの独特のグル−ヴ感とともにグイグイと押してくるような演奏で、4管編成のホーンセクションもパワフルだ。

特に個性的なのは「E.J.'s Blues」や日本の民謡をモチーフにした「A Lullaby of Itsugo Village」などのオリジナルナンバーで、かなり泥臭い雰囲気なのだが、ユニークな世界が展開されている。

その「A Lullaby of Itsugo Village」ではゲストのマイケル・ブレッカーの長めのソロもこのアルバムの聞き所のひとつ。その独特な世界の中でマイケルはいつもとは一味違うフレージングで盛り上げていっている。

改めてエルヴィン・ジョーンズの冥福を祈りたい。 (橋 雅人)

川崎燎によるエルヴィン・ジョーンズ追悼メッセージ

   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progressive/Tricky
Ensemble                     Interplay