Dave Weckl Band「Perpetual Motion 」STRETCH (UCCJ-3010)2002 - JAPAN   

Dave Weckl(drs,per) Tom Kennedy(b) Brandan Fields(ts,ss) Steve Weingart(key)
●骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ○骨太系と爽やか系の中間
○R&B系 ○ブラック系 ○歌物・NAC/AOR 系
○ラテン系 (□ブラジル系 □サルサ系 □カリプソ系)
○ユーロ系 ○JAZZ系 ○JAZZとFUSIONの中間系
○ブルース系 ○ロック系
 プロのドラマーを目指す者にとっては、デイブ・ウェックルというのは一つの頂点であり夢なんでしょうねぇ。シャープな切れ味のあるドラミングはまさにカミソリと言っていい程です。
お店のキャプチャには「WRの後期のようなサウンド」と書いてました。前作はロックっぽいサウンドだったような記憶があり、それだけで興味持ちました。
聴いてみると、なるほどWRの後期というかJ.ザヴィヌルのソロのようなワールド系というか無国籍風のサウンドありますねぇ。
でも、そういったサウンドが主流という訳ではなく、ストレートなNY系のハードなサウンドの方が主流ですねぇ。
今までになかったサウンドとしてWRのようなサウンドが加わったと思ってよいと思います。
ドラムは相変わらずに切れ味鋭く、スネアやハイハット、シンバル、その他モロモロのドラムセットとのコンビネイションプレイは流れるように叩いており、普通ここまでドラムが暴れすぎるとリズムがグチャグチャに聞こえてしまいノリが感じられなくなりますが、そういった印象は全くありません。
凄いことを凄いように聴かせる人は沢山おりますが、凄いことを何気なしに聴かせるというのはそう多くありません。後者の一人が彼ですねぇ。
  今まで個人的な趣味の問題で彼の作品は余り面白いと感じなかったんですが、今回の作品はドラミングとWR風の無国籍サウンドで一層幅が広がった感じで面白く聴けました。

準脳味噌錯乱級!!買いっ! (アスワン)

   
Slow       Speedy
Light     Heavy
Mellow   Hard
Lyrical     Cool
Melodious     Out of melody/code
Conservative         Progresseve/Tricky
Ensemble   Interplay

¥2,548 9/29/2002 新宿タワー