Chuck Loeb「All There Is」SHANACHIE (5090) 2002 - U.S.A.   

Chuck Loeb(g)  Mike Ricchiuti(key)  Brian Dunne(drs)  Mike Pope(b)  David Charles(per)  Will Lee(b)  David Mann(sax)  Carmen Cuesta Loeb(vo) etc.
○骨太いストレート系 ●明るく爽やか系 ○骨太系と爽やか系の中間
○R&B ○ブラック系 ○歌物・NAC/AOR 系
○ラテン系 (□ブラジル系 □サルサ系 □カリプソ系)
○ユーロ系 ○JAZZ系 ○JAZZとFUSIONの中間系
○ブルース系 ○ロック系 ●スムース系
 'dmp'時代から数えると11枚目になります。(AMG All Music Guideによると)
スムース系のブームに乗ってプロデューサー、アレンジャー、プレイヤーと活躍を見せております。
この作品のサウンドもそういった彼の最近の活動を象徴するようなスムース系のサウンドで明るく・ちょっとブルージーなサウンドと言えましょう。
でも、彼のサウンドは’dmp’時代からセンスある作曲でメロディアスなサウンドだったから、スムース系に乗ったというよりは、ブームが彼のサウンドにマッチした、と言った方がいいかもしれませんね。
この作品では、Will Leeが珍しくフレットレスベースを弾いており、彼のフレットレスを聴くのはJoe Cool以来でしょうか(余り記憶にない)。マークイーガンタイプの弾き方をしていて個人的には好きなプレイです。この曲では奥さん(記憶が正しければ)がボーカルをとっていてチャックローブらしいメルヘンティックな世界を作っています。
ところどころに’チャックローブ節’が出てきて、彼のセンスが好きな人には堪らない一枚と言えましょう。

ベテラン勢が沈黙している中、彼の活躍は嬉しいです。(アスワン)

   
Slow                 Speedy
Light                 Heavy
Mellow                 Hard
Lyrical                   Cool
Melodious                   Out of melody/code
Conservative                 Progresseve/Tricky
Ensemble                     Interplay
\2,390 5/20/2002 新宿タワーレコード