Various Artists「ALL THAT FUSION 」 ビクター・エンターテイメント(VICJ-60819) 2001 - Japan     Check CD@

  ○骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間 
  ○R&B                 ○ブラック系  　      ○歌物・NAC/AOR 系       
  ○ラテン系（□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系）           
  ○ユーロ系            ○JAZZ系          ○JAZZとFUSIONの中間系   
  ○ブルース系          ○ロック系        ●フュージョンの王道

実はこのCDそのものは入手していなくてCD店の店頭で見ただけなのですが、CDレビューを書いてしまいます。何故CDを入手しなくてもレビューが書けるかというと全曲知っている曲ばかりなのです。（数えてみたら収録12曲中9曲までうちにCDかLPがありました。）

収録曲は下記のとおりです。

01. MORNING DANCE / SPYRO GYRA
：モーニング・ダンス / スパイロ・ジャイラ
02. NIGHT BIRDS / SHAKATAK
：ナイト・バーズ / シャカタク
03. SOME SKUNK FUNK / THE BRECKER BROTHERS
：サム・スカンク・ファンク / ブレッカー・ブラザーズ
04. DANCE WITH ME / EARL KLUGH
：ダンス・ウィズ・ミー / アール・クルー
05. FOOTS / STUFF
：フーツ / スタッフ
06. SARA SMILE / MIKE MAINIERI
：サラ・スマイル / マイク・マイニエリ
07. MOUNTAIN DANCE / DAVE GRUSIN
：マウンテン・ダンス〜映画「恋におちて」テーマ・ソング / デイヴ・グルーシン
08. SPAIN / CHICK COREA AND RETURN TO FOREVER
：スペイン / チック・コリア
09. CALIFORNIA SHOWER / SADAO WATANABE
：カリフォルニア・シャワー / 渡辺　貞夫
10. RIO FUNK / LEE RITENOUR
：リオ・ファンク / リー・リトナー
11. CITY CONNECTION / TERUMASA HINO
：シティ・コネクション / 日野　皓正
12. ALSO SPRACH ZARATHUSTRA（2001）〔SINGLE VERSION〕 / DEODATO
：ツァラトゥストラはかく語りき〔シングル・ヴァージョン〕 / デオダート

この選曲は当サイトの20世紀のベストアルバムとも半分程度は重なっています。またそれぞれのアーティストの曲も本当にほとんどがこれがベストという王道を行く選曲がされています。敢えて異論を唱えるとするとマイニエリの｢SARA SMILE｣くらいですが、これは選者のかたの個人的思い入れから入られたのでしょうか。

あとはリトナーの代表曲が｢RIO FUNK｣かと思われる方もいるでしょうが、これはこの曲でマーカス・ミラーもいれてしまおうという意図なのでしょうね。

レコード会社の宣伝文句に｢遂に出た、史上最強のフュージョン ・コンピ｣と書かれていますが、誇大広告ではなく、ホントにベストな曲が並んでいます。

当サイトを見てくれている人の中では、この曲名を見て懐かしいと思われた方は多いでしょうし、もし、知らない曲ばかり並んでいると思われた方は是非、聞いてみてください。フュージョンのエッセンスがこれ以上ないという形で濃縮されている1枚だと思います。 （橋 雅人）