Bela Fleck & The Flecktones「Outbound」COLUMBIA(CK 62178)2000 - U.S.A.
Bela Fleck(banjos) Jeff Coffin(ts) Future Man(drs,per) Victor Wooten(b) Paul McCandless(ss,oboe) Andy Narell(steel-pan) Johon Medeski(b-3) etc. etc.
●骨太いストレート系 ●明るく爽やか系  ●骨太系と爽やか系の中間
○R&B系 ○ブラック系 ○歌物・NAC/AOR 系
○ラテン系               ( □ブラジル系  □サルサ系  □カリプソ系 )
○ユーロ系  ○JAZZ系  ○JAZZとFUSIONの中間系
○ブルース系 ○ロック系 ●Bela Fleck & The Flecktones系
バンジョーという楽器で、Fusion系のサウンドを創っているベラのバンドの新作です。
今やカリスマベーシストとして、人気沸騰のビクター・ウッテンがレギュラーで在籍しているバンドはこれです。
この作品が出ているのは知ってたんですが、なかなか手が出なくそうこうしているうちに忘れてしまいました。昨日、店内でかかっているのを聴いて買いました。
彼らの作品は何枚か持ってはいるんですが、いまいちサウンドが好みではないと個人的な趣味で敬遠気味でした

まず、びっくりするのが「Hoe Down」。これはEL&Pで有名ですよね。これをやってしまうんです。。EL&Pの印象が強烈なんで、サックスが入るこの曲にはちょっと違和感を覚えてしまいますが、中盤のソロパートで各自インタープレイを披露しますがこういうソロパートをいくつも揃えているとこはEL&Pにはない構成です。EL&Pとかをリアルタイムで聴いていた私達の年代が聴いたらどんな反応を示すか興味あるとこです。
彼らのアルバムを真剣に聴いてこなかったので(^ ^ ;)この作品は今までの印象と違って、サウンドの幅が広がっている気がします。3曲目はインド風メロディ(グルツ風)を取り入れてボーカルがYES風になっていたり、アンディ・ナレルのステールドラムの音が入っていたりと、今まで気がつかなかった彼らの魅力が出ている印象を受けました。
サウンドもメロディアスなほのぼのとした「癒し系」から、Steps Aheadを連想させるようなNY系、明るく楽しいLA系や、ボーカルをフューチャーしたポップなサウンドまでイロイロあり、このアルバムを聴いていて「あれ??このバンドはこんなサウンドまでやっていたんっけ??」と思う程、面白く聴けました。

脳味噌錯乱級!! 買いっ!!(アスワン)
   
Slow           Speedy
Light             Heavy
Mellow           Hard
Lyrical         Cool
Melodious           Out of melody/code
Conservative     X           Progresseve/Tricky
Ensemble             Interplay

\2,200 8/11/2000 at 新宿タワーレコード