□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ □           FUSION 怒濤のBEST 100 (No.82)           □ □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ □ Ralph MacDonald「Universal Rhythm」Poly Gram(823 323-1 Y-1)`84(LP)   B.Withers(vo) S.Gadd R.Tee E.Gale M.Miller R.Brecker J.Dalt   G.Washington jr. Robert Greenidging(steel drs) etc. ● N.Y. Type ○ L.A. Type ○ Latin Type ● Nac/Aor Type ● Black Contemperary Type ○ Euro. Type ○ Afro Type   ○ Jazz Type  ○ Blues Type ○ Rock Type ● Stuff Type N.Y.系..特にStuff 系を中心としたサウンドになると必ず参加していたパーカッショニスト ラルフ.マクドナルドのソロです. 他にも彼の名盤があるんんですが、僕はこのアルバムが一番好き なんで選ばせてもらいました. 音はこのメンバー、そして彼の経歴から分かる様にこの時代..つまり80年代のStuff 系統 N.Y.サウンドです.(N.Y.系と言ってもM.Mainieri周辺や Stuff系..とイロイロあります) このアルバムが出た当時はFusion系のボーカルが全盛だった時期です. G.ワシントン Jr. の「Just Two of Us」クルセイダース の「Street Life 」等の名曲が産まれ それらの潮流がこのアルバムで凝縮された音になってます. 「In The Name of Love 」のStuff 系のサウンドをバックに歌うB.ウィザース のボーカル そして、スティールドラムがFusion系に取り入れられた矢先の「Universal Rhythm」での軽快 なサウンド. この頃の最新のサウンドを巧く採り入れ且つ、一曲、一曲を丁寧に作り 上げて全体として一本筋の通った完成度の高い作品になっていると思います. ラルフ・マクドナルドという人は N.Y系(Stuff系) のパーカッショニスト として活躍していまが、単に 彼が参加しただけでR&B 路線のサウンドに幅が出来てAOR/NAC 系の音やBlack/Soul系 の音等のファクター が加わり奥行きが深いサウンドになります. このアルバムもどっちかというとボーカル系が中心なんですが、R.Tee のキーボード を核と してE.Galeがアクセントを付けS.Gaddのうねりのあるリズム と彼のパーカッション が上手い事 ミックスし、「ラルフ・マクドナルド サウンド」なる一つの流れを築いてます. そういう意味で彼のサウンドの終点に達したサウンドだと思います. もしこの作品がシングルで発売されたらどれも全米トップ40にランクインされる程 の名曲揃いだと思います.(Play Penは除く)   是非ともCDで再販して欲しいアルバムの一枚です. ☆--------------+--------------☆        Slow        ●        Speedy          Light  ●              Heavy         Mellow  ●              Hard         Lyrical  ●              Cool        Melodious ●               Out of melody/code      Cnservative        ●        Progressive/Tricky        Ensemble    ●            Inter Play  ☆ これもジャンルを問わない名盤の一枚です.