□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ □           FUSION 怒濤のBEST 100 (No.45)           □ □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ □ Miles Davis 「TUTU」WARNER(9 25490-1)`86(LP) M.Miller P.D.Costa G.Duke Bernard Wright Michael Urbaniak(viln)   O.Hakim etc. ● N.Y. Type ○ L.A. Type ○ Latin Type ○ Nac/Aor Type ○ Black Contemperary Type ○ Euro. Type ○ Afro Type   ○ Jazz Type  ○ Blues Type ○ Rock Type ● Miles Type 彼の作品でどれを名盤としてあげるかは、意見が分かれるトコでしょう. 僕はこのアルバムをあげてしまったんですが、このアルバムはMiles のアルバムとい うより、マーカスミラー のアルバムだという意見もあると思います. この作品に関しては、誰々のアルバムという枠を越えて「作品」として名盤だと 思うんです. 彼がアルバムを作る時、どういう方法で作るかは詳しくは知りません. 一体この アルバムの中で彼がトランペットを吹く以外に、サウンド作る過程でどんな役割をしている のかよく分かりません.  全てをM.Millerに任せているのか?? サウンドが出来上がってからTpを吹くのか?? リハから積極的に参加をして、サウンドをいぢくるのか?? どういう手順でこのアルバムを作ったのかイマイチよく分かりませんが、出来たサウンド はMiles の音です. 彼のtpが入っただけで、琴線に触れる様にピ〜ンッと張り詰める 様な緊張感と息苦しくなる様な圧迫感があります. それでいてサウンドは誰の追随を 許さない個性とオリジナリティ があります. こういうコントロールをやっているのが彼の役割でしょうか?? いずれにせよ、このアルバムを聴いた当時は「脳味噌錯乱級!!」で、斬新なサウンドに 感じました.(今聴いても斬新だと思う) 最近、ここ何年かLA系の美しいサウンドからN.Y.系のトリッキーな音に傾倒して いった原点はこのアルバムのサウンンドかもしれません. ☆--------------+--------------☆        Slow      ●          Speedy          Light             ●   Heavy         Mellow              ●  Hard         Lyrical              ●  Cool        Melodious               ● Out of melody/code      Cnservative               ● Progressive/Tricky        Ensemble            ●    Inter Play  ☆ 彼は10年先を行くサウンドの持ち主だと思います.