□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ □           FUSION 怒濤のBEST 100 (No.20)           □ □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ □ Elements 「Forward Motion」ANTILLES(422-848 820-2)`84   Mark Egan(b) Danny Gottlieb(drs) Bill Evans(ss,ts) Clif Carter(key) ● N.Y. Type ○ L.A. Type ○ Latin Type ○ Nac/Aor Type ○ Black Contemperary Type ○ Euro. Type ○ Afro Type   ○ Jazz Type  ○ Blues Type ○ Rock Type ● Elements Type   このアルバムをこんな早い時期に登場させたのは、完全な僕の趣味です. このアルバムは万人向けの名盤というよりは、マニアにとっての名盤です (^^;) P.Metheny で一緒にやっていた、M.EganとD.Gottliebが中心となって、準レギュラー に、Miles で吹いていたB.Evans(pfのB.Evans と同姓同名) と24丁目バンド等か数々 のセッションで有名なC.Carterが参加したバンドです. その彼らの3枚目のアルバムでして、音はM.Eganの幻想的なフレットレスベース を中心にし、 前衛的な音や、骨太いストレートな音、メルヘンティックな「Baby Bossa」や、Sanborn の 「Promise me the Moon 」のアルバムでもやっていた「Heartlake 」が収録されて ます. ライブだと骨太いストレートな音でグイグイ押してくるんですが、スタジオ盤では 透明な感じのサウンドです.M.Egan のフレットレスベースも特徴的なんですが、 D.Gottliebのシンバルワークも特徴的で、風、太陽の光、月明かり、そして雨の様な イマジネーションが感じられます. B.Evans はMiles のバンドでかなり先進的な音を吹いていたんで、M.Eganのサウンドに マッチします. C.Carterはともすれば、先進的になりすぎるこのバンドのサウンドに 適度なブレーキをかけバランス良い音作りに貢献してます. M.Eganのベースにとことん惚れ込んでしまい、のめりこんでしまい、僕にとって BEST.10 に入る作品ですが、他の人にとってどう感じるか自信がありません. 只、「Baby Bossa」だけは、名作中の名作であると断言できます. ☆--------------+--------------☆        Slow      ●          Speedy          Light        ●        Heavy         Mellow        ●        Hard         Lyrical   ●             Cool        Melodious       ●         Out of melody/code