□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ □           FUSION 怒濤のBEST 100 (No.15)           □ □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ □ Dave Valentin「Legends 」GRP(GRP 5001)`78(LP)   Dave Valentin(flt) Dave Grusin(key) S.Gadd(drs) A.Jackson(b)   Francisco Centrno(b) etc. ○ N.Y. Type ○ L.A. Type ○ Latin Type ○ Nac/Aor Type ○ Black Contemperary Type ○ Euro. Type ○ Afro Type   ○ Jazz Type  ○ Blues Type ○ Rock Type ● GRP Type   名作中の名作です.GRP、D.GrusinとL.Rosen が始めたレーベルの第一作です. このアルバムでGRPのサウンドのイメージは定着しました.ミルク色の空気、  朝もやの中、森の中の春の木漏れ日、といった洗練された音のイメージです.   一曲目のタイトル曲は、A.Jackson のフェイザーをかけたピックで弾いて、ピンッ と張り詰めた様なベースがGRPサウンドを反映してますネ.   実は初めて聴いた時、そうピンッとこなかったんですが、聴く回数を重ねていく  うちに味が出てきて、終いには麻薬というかアルコールの様にのめりこんでしまい  ました.  お酒に例えるとグランドシャンパーニュ の様な上品さと、張り詰めた様な空気があって、実に  丁寧に作っているという印象です.   派手さはないんですが、フルートの音が清楚です.本来、彼はラテン系なんですが  このアルバムではラテン色が薄く、Dave Grusin が完璧にコントロールしていて 彼の理想の音を具現した作品とも言えましょう. ☆--------------+--------------☆        Slow   ●             Speedy          Light ●               Heavy         Mellow   ●             Hard         Lyrical  ●             Cool        Melodious   ●             Out of melody/code      Cnservative   ●             Progressive/Tricky        Ensemble       ●         Inter Play  ☆ GRPの原点の音です.